コラム

発電量はどのくらい?発電シミュレーションで事前にリサーチ!

コラム
2019年9月14日

シミュレーションの利用で発電量が一目で分かる!

太陽光発電は自宅で発電できる点がメリットですが、実際にどれくらい発電するのかは、実際に設置してみないと分からない面があり、費用対効果が気になるのではないでしょうか。

その問題を解決するなら、太陽光発電のシミュレーションを利用してみましょう。簡単に利用でき、しかも発電量の推定値が一目で分かります。

月間、年間の発電量が確認できる

「太陽光発電のシミュレーション」とは、簡単な質問に答えるだけで、太陽光発電の発電量を調べられるもので、ネット上で調べることが可能となっています。

最も簡単なシミュレーションとしては、「住環境計画研究所」が提供している「太陽光発電シミュレーション」があります。

上記のシミュレーションでは、郵便番号を入力した後に、気象データとして最寄りの気象観測地点を選び、パネル方位、パネル角度、年単位で期間を入力し、パネル容量とシステム出力係数を入力して決定ボタンを押すと、毎月の発電量と年間の発電量が表示されます。

太陽光発電の発電量を調べるだけであれば、このシミュレーションが簡単です。

参考:住環境計画研究所 太陽光発電シミュレーション
http://www.jyuri.co.jp/solarclinic/calc.htm

年間の消費電力量や、年間の電気代も調べられる!

電機メーカーのシャープが提供している「発電量シミュレーション」では、月別、年間の発電量が調べられるだけでなく、月別と年間の消費電力量も調べられるうえに、年間の電気料金の目安も計算されます。

都道府県を選び、最寄りの地域を選んだ後に、おおよその屋根の形を選びます。次に、システムが「高効率単結晶モジュール」か「単結晶モジュール」のいずれかを選び、設置する屋根の方位を選んだ後に、特定の月の電気料金を入力します。

例えば、8月の電気料金が1万5000円であれば、1か月の電気料金を記入する欄に「1万5000円」と入力し、「何月の電気代ですか」という欄から「8月」を選びます。

「試算する」のボタンを押すと、月ごとの消費電力量と推定発電量、年間の消費電力量と推定発電量が表示されるほか、1年間の電気料金の目安も表示されます。

なお、電力消費量よりも発電量の方が多い場合は、電気料金は「-20000円」というようにマイナスでの表示となります。

参考:シャープ 発電量シミュレーション
https://jp.sharp/sunvista/inquire/simulation/compare/

発電量だけでなく、電気代の目安が表示されると、太陽光発電の設備を取り付けた場合の費用対効果が分かりやすくなります。

地図で自宅の場所を特定 詳細なシミュレーションが可能

エナジー・ソリューションズ株式会社が運営する太陽光発電に関するサイト「スマートハウス」では、Googleマップの航空写真を活用した「ニコそら診断」を行っています。

地図上で自宅を特定することによって、より詳細なシミュレーションを実現しました。

住所を入力して「地図表示」をクリックすると航空写真が表示され、写真を拡大しながら自宅の場所を探し、自宅が見つかったら画面上にあるマーカーを移動させます。

次に屋根の角度を「平ら」「普通(約20度)」「急(約40度)」の中から選び、「次へ」をクリックします。

屋根面を「四角形」か「三角形」の中から選び、「屋根面を設定する」をクリックしたら、ソーラーパネルを設置する場所の屋根の流れを矢印で示して、「診断結果を見る」をクリックします。

すると、太陽光発電の設置に適しているかどうかが、総評の欄に星の数で示され、コメントが掲載されます。

そのほか、「家計がどれくらいお得になるか」ということや、太陽電池システムが設置できる容量と発電量、太陽光発電を設置するための補助金の情報、年間の二酸化炭素の排出抑制量がチェックできます。

参考:スマートハウス ニコそら診断
http://www.smart-house.bz/

地図で自宅の場所が特定できることにより、太陽光発電に関する詳細なシミュレーションが可能となっています。なお、新築の住宅である場合、Googleマップに掲載されていないと診断できないことがあります。

反射光のシミュレーションで近所のトラブルを回避

そのほか、太陽光発電の設備を設置する場合に気になる点としては、「反射光」があります。

太陽光発電用のパネルは、発電効率を高めるために、反射防止のためのコーティングがされているものの、ある程度の光は反射されてしまうため、その光が近所に迷惑になってしまうことがあるものです。

太陽光パネルの反射光を事前に想定しておくためにも、反射光のシミュレーションを利用しましょう。

太陽光発電の企画・設計・販売を行う株式会社クリーンエネルギーでは、自社が運営するサイト上で「反射光シミュレーション」を行っています。

太陽光パネルを設置する住所、太陽光パネルを設置する方位角、傾斜角を入力した後、日付と時刻、反射光の高さを示す「反射光等高線」の数を入力します。

パネルから高さ1mの場所を調べるには「1」、パネルから高さ5mまでの場所を調べるには「5」と入力します。

「上記の条件で計算する」をクリックすると、計算結果が表示され、太陽光と反射光について、方位を数字で示した「方位角」と、水平面から上を向いた方向の角度である「仰角」が表示されます。

さらに、「マップ表示」をクリックすると、マーカーの中心部分には太陽光パネルを設置した場所が示され、黄色い線が太陽光、紫色の線で反射光が表示されるため、光の状況が一目で分かる仕組みとなっています。

参考:クリーンエネルギー 反射光シミュレーション
https://clean-energy-solar.com/glare/index.html

太陽光発電の設置を検討する場合、これらのシミュレーションが有効となります。反射光による周囲とのトラブルを防ぎ、住みやすい環境を維持するためにも、シミュレーションを適切に活用してみましょう。

(画像は写真ACより)