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太陽光発電はどのように始めるの?計画から運転開始までの流れを確認

運転開始までの流れを理解すれば、申し込みが気軽に

太陽光発電を自宅に導入すれば、電気代が節約できるだけでなく、売電することで収入を得ることができますが、申し込みから運転開始までの手続きが多いために、導入をためらうケースがあるかもしれません。

そこで、太陽光発電について、計画から運転開始までの流れをまとめてみました。一連の流れを把握しておくことで、太陽光発電を申し込むハードルが下がりやすくなります。

見積もりを依頼 設置業者が現地調査を実施

太陽光発電の導入においては、「電気代の節約」や「売電収入を得ること」が主な目的となります。

太陽光発電の目的を明確にして導入を決めたら、太陽光発電システムの販売や設置工事を行う業者に問い合わせして、見積もりを依頼しましょう。問い合わせをした後に設置業者が訪問して、設計の下見を行います。

設計の下見で行う作業としては、太陽光の当たり方、屋根の面積、太陽光パネルを設置する方角や、屋根の強度のチェックなどがあります。設置業者は、設計の下見の結果をもとにして見積もりを作成します。

また、太陽光発電に関することで不明な点があったら、見積もりを依頼したときに質問しておきましょう。不明点を事前に解消しておくと、設置後の流れがスムーズになります。

見積もりのポイントは、少なくとも2社以上の設置業者に依頼することです。1社だけに見積もりを依頼するよりも、2社に依頼することで両社の見積もりを比較できるため、太陽光発電の設置費用を少しでも抑えられます。

見積額を確認し、納得したら設置工事を依頼

設置業者から見積額の提示を受けたら、その内容を確認しましょう。

見積価格が適切な価格かどうかを調べるためには、見積価格と太陽光発電システムの発電量を調べ、「kW単価」を算出することです。kW単価は、(見積価格÷太陽光発電システムの発電量)で計算できます。

経済産業省調達価格等算定委員会は2019年1月、「平成31年度以降の調達価格等に関する意見(案)」を公表しましたが、それによると、2018年に設置された新築案件の太陽光システム設置費用の平均値は、1kWあたり32万2000円とのことです。なお、中央値は31万2000円となりました。

なお、すでに建築済みの住宅に太陽光発電システムを設置する場合、新築の物件に設置する場合と比べると割高となり、1kWあたりの平均値は35万8000円となっています。

参考:調達価格等算定委員会 平成31年度以降の調達価格等に関する意見(案)
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/044_02_00.pdf
(28ページ参照)

つまり、見積もりで提示されたkW単価が30万円~35万円程度であれば、相場とほぼ同じといえます。

見積価格に納得したら、設置工事の申し込みを行います。

また、自治体で太陽光発電の補助金制度を実施している場合は、制度を活用することもできます。多くの場合は、工事を実施する前に補助金制度を申し込む必要がありますので、あらかじめ自治体に確認しておきましょう。

売電するため、電力会社と経済産業省に申請

太陽光発電で発電して売電するためには、電力会社との間で「特定契約」と「接続契約」を結びます。電力会社で技術的な検討を行い、電力会社が承諾することによって契約が成立します。

申し込みから契約までの期間は、順調に進むと2週間程度ですが、電気設備の改修が必要な場合は3か月程度かかる場合もあります。

また、太陽光で発電した電力など、再生可能エネルギーの買い取り価格は「固定価格買取制度」によって国が定めていますが、その価格で電力を買い取りしてもらうためには、経済産業省に事業計画認定の申請を行わなければなりません。

認定されるための主な条件としては、太陽光発電システムの設置が決定していることや、電力会社と電気系統を接続することについて同意を得ていることなどがありますが、この認定を受けることによって、固定価格で電力を買い取ってもらえるようになります。

なお、申請から認定までの目安は1か月ほどとなりますが、申請の状況によっては3か月以上かかることもあります。

設置工事で各種の設備を設置

電力会社と経済産業省の認定を受けることができたら、設置工事が始まります。

設置工事の流れとしては、架台の設置工事を行い、その後に太陽光パネルを設置します。

そのほか、発電した電気を集め、パワーコンディショナーに送るための「設置箱」を屋外に設置し、屋内にはパワーコンディショナーを設置します。パワーコンディショナーとは、発電した直流の電流を、家庭用として使用できる交流の電流に変換するためのものです。

また、屋内ではパワーコンディショナーのほかに、発電量が確認できるモニターも設置します。

設置業者の工事が終了したら、電力会社が売電メーターの設置を行い、発電した電力を電力会社に販売するため、電力会社の電気系統に接続する「系統連系」が行われます。

一戸建ての場合、設置工事の日数は3日から1週間程度をみておきましょう。

設置工事が全て終了した時点で運転開始

設置工事が全て終了したら、自宅で太陽光発電が可能となり、太陽光の電力で自宅の電気がまかなえるようになるほか、余った分の電力については電力会社に販売することができます。

また、補助金の申請を行っていた場合は、全ての工事が終了した時点で補助金の交付申請を行うことができ、補助金を受け取れます。

太陽光発電で実際に発電が行われるまでは、さまざまな手続きが必要となりますが、太陽光での発電、そして売電を行うためには欠かせないな手続きとなります。

一つ一つの手続きを確実に処理することによって、太陽光での発電が可能となります。発電した電力は有効に活用していきましょう。

(画像は写真ACより)

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