「太陽光発電は定期的なメンテナンスをしないと大きな事故に繋がる」
以前、太陽光発電はメンテナンスフリーだと言われていたので、設置後にメンテナンスをしていない人もいます。
とはいえ、
・どんなトラブルが起こるのか?
・対処法はあるのか?
という人も多いと思います。
今回は、太陽光発電で起こる故障・不具合の疑問を解消していこうと思います。
具体的には、
・架台
・パワーコンディショナー
を不具合・故障例、原因、対処法の順番で重要なポイントを紹介していきます。
架台の不具合・故障
架台の不具合・故障には、架台取付金具が外れていたり、ボルトの締め忘れや緩みやサビの発生がトラブルを引き起こします。
架台のトラブル原因
架台取付金具の外れや、ボルトの締め忘れや緩みなど人的要因がほとんどです。ボルトの締め忘れや緩みはパネルの飛散事故を、架台取付金具の外れは架台の破壊を引き起こすため、大変危険です。
対処法
対処法としては架台の設置にじっくりと時間をかけ、チェックを怠らない設置業者を選びましょう。太陽光発電の設置を専門的に取り扱っている業者を選ぶのがおすすめです。
パワーコンディショナーの不具合・故障
パワーコンディショナーはフィルタの目詰まりや落雷による監視システムの停止や経年劣化などが不具合・故障です。
パワーコンディショナーのトラブル原因
フィルタの目詰まりにより内部の温度が上昇し、発電不可になるなどの不具合を起こします。また、パワコンは遠隔監視装置で発電業者が管理しています。落雷により、監視システムの停止し、不具合が起こったことに気づかないこともあります。
パワーコンディショナーの10年と言われていますが、メンテナンスを怠ると経年劣化が激しくなり、事故の発生や寿命を短くしてしまうのでこまめなメンテナンスが必要です。
対処法
対処法は、パワコンの販売店に定期メンテナンスを依頼することです。定期メンテナンスをしっかり行ってくれる販売店なら、初期不良を防ぐことができます。
まとめ
今回は、太陽光発電の不具合・故障例と部分別の対処法を紹介してきました。
架台は、ボルトの締め忘れや緩みはパネルの飛散事故を、架台取付金具が外れは架台の破壊を引き起こします。人的要因がほとんどのため、架台の設置に抜かりのない太陽光発電の設置を専門的に取り扱っている業者を選ぶ必要があります。
パワーコンディショナーは、フィルタの目詰まりや経年劣化が発電不可などの故障を引き起こしていました。パワコンの販売店に定期メンテナンスを依頼して事故を防ぎましょう。
太陽光発電はメンテナンスを怠ると大きな事故に繋がるため、今回紹介した対処法を使って未然に事故を防いでください。
(画像はphotoACより)
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