ソーラーデポでは自家消費型太陽光システムの提案をしております。またその金額やメリットについても過去コラムで説明してまいりました。
今回はその自家消費型太陽光システムが初期投資ゼロで導入できるPPA(TPO)モデルの説明です。
PPAモデルとは需要家(工場とする)が発電事業者(新電力とする)に屋根を貸し、新電力が自社の所有物として工場の屋根に太陽光システムを設置します。
工場は太陽光発電システムから発電された電力を使用し、使用した分の電力に対して予め決められた単価で新電力に電気代を支払います。10年間、15年間等の決められた契約期間後は、工場側は無償で太陽光発電システムを譲渡されます。
このスキームで工場が受けるメリットは下記の通りとなります。
(1)ある一定期間後に無償で太陽光発電システムを取得できる。
その後の太陽光の電力はほぼ無料であるため、大きな電気代削減ができる。
(2) 消費電力のうち再生可能エネルギーの使用比率を高められる。
(3) 契約期間や工場の電力消費環境によっては新電力への支払は
現在の電気代より安くなり、それが初期投資ゼロで始められる。
(4)自社で購入した場合と異なり会計的にオフバランスにできる。
(5)通常の太陽光発電で得られる副次的なメリットも(屋根の遮熱や雨音の軽減)もちろん享受できる。
PPAスキームの仕組み
(1)初期費用ゼロで太陽光・蓄電池を設置
(2)設置設備からの発電電力供給及び小売供給、 蓄電池による効率的な運用
(3)自家消費分の電気料金、蓄電池利用料を月々支払い
(4)設置契約満了後、工場に設備を無償で譲渡
2020年度はPPAモデルに特化した「サプライチェーン改革・生産拠点の国内回帰も踏まえた脱炭素社会への転換支援事業」という補助金も活用できます。(下記リンク参照)
http://www.eic.or.jp/eic/topics/2020/supply/001.html
ソーラーデポでは自家消費型太陽光システムを自社で購入される法人様、または上記の通りPPAスキームで導入される法人様、どちらにも対応可能ですので是非お問い合わせください。
通常の太陽光設備と同じく訪問・現地調査を行わなくとも大体の概算見積りを作成可能ですので費用のレベルを知りたいだけの方も歓迎です。
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