コラム

障害・売電ロスを防ぐ太陽光発電所メンテナンス一覧

メンテナンス
2019年5月9日

前回のコラムで太陽光発電所を効率的に運転させるためには、日頃のメンテナンスが必須であるとお話をさせて頂きました。(前回のコラム → https://solar-depot.jp/archives/1154/

事故や不具合、故障を未然に防ぐ事や、実際に不具合が発生してしまった後の被害を最小限に抑えること等の作業が挙げられます。

ここではそれぞれの詳細について書かせて頂きたいと思います。

                    

【運転管理業務(Operation)】とは?

前回のコラムでの記載の通り、「発電量監視」と「障害発生時の復旧対応」が主な内容となります。

発電量監視

読んで字のごとく、発電設備がきちんと効率よく稼働しているかどうかを図る為に発電量を監視する事です。

発電設備は1週間や1ヶ月等の短期間ではなく、10年・20年と継続使用が前提の設備の為、長期間使用している中では、経年劣化や故障が発生しないとは言い切れません。その際に、以前と比べて「何となく発電量が少ない気がする。」では、自分自身も本当に悪いのかどうか判断できません。

発電量を定期的に数値化する事で、以前と比べての発電量差異を確認する事ができ、施設の状態を把握する事が出来ます。(最終的に不具合であるかどうかは、電気技術者等に依頼して測定された数値にてメーカー側の判断が必要となる場合が殆どです。)

【発電量を確認する方法】

① 遠隔監視装置でPCや携帯電話等からいつでも発電量を確認する。

② 直接、発電設備のある場所に行って電力メーターの記録をし続ける。

③ スマートメーターを電力会社の無料アプリで確認する

④ 電力会社からの毎月のお知らせを見て1ヶ月分を確認する。

上記の各測定方法の優位性は、各発電設備の設置状況により差がございます。 発電所オーナー様が販売店様とご相談しご選択ください。

「障害発生時の復旧対応」・・・障害時に現場で行う復旧対応の事。

               

【復旧が必要になるケース】

① モジュール、パワコン等の機器が故障する。

② 自然災害によってシステムの一部が故障する。

③ 第三者が故意に損害を与える(盗難、いたずら等)。

発生頻度は①から③の順番といっていいでしょう。どのケースでも代品との交換が復旧の方法となります。太陽光システムの復旧はどの原因で合っても概ね代品交換となり修理による復旧は非常に稀です。

                

【保守点検業務(Maintenance)】とは?

定期点検とも呼ばれ、発電設備に故障や不具合が起きない為に行う対応となります。 24時間365日、長期間風雨にさらされる太陽光発電設備ですので、故障や不具合につながる事象は早めに取り払う必要があります。

ソーラー定期点検業務 一覧

【パネル洗浄・清掃】

砂埃や樹木の花粉、排気ガス等で汚れたパネル表面の洗浄は、発電量の回復や焦げ付き、ホットスポットの防止に効果があります。

【除草・防草】

日照の確保(雑草の影による発電量の損失回避)やホットスポット化の回避、通路の確保や近隣住民・環境への配慮があげられます。

【除雪】

降雪時、パネル上に雪が積もる事で発電量は0kwとなります。また積もった雪(水分の多く含んだ)により、架台の倒壊も懸念されるため、早期の除雪を推奨しております。

併せて盗難・侵入対策としてフェンスや監視カメラ等の設置が有効です。 (フェンスはFIT法施行規則第5条第3号及び事業計画策定ガイドラインに沿って設置が必要です。)

また台風等の自然災害による損害は通常メーカー保証の範囲外となる為、自然災害保険での対応が必要となります。もし台風の強風等でパネルが敷地外へ飛散してしまった場合は自費での全額負担となる為、少しでも負担を減らすためには保険への加入は有効な手段となります。

                

【これからの新たなメンテナンス方法のご提案】

これまで太陽光発電所のメンテナンス費用については、年額払いでの一括契約が一般的でした。 例えば低圧連系の発電所では1万円/月を20年間支払い続ける事で、総額240万円の費用負担となります。太陽光発電所の運営には、メンテナンス費用以外にも様々な費用(各種税金やその他諸経費)が掛かる事で、支出が目に見えているメンテナンス費用に関しては、少しでも削減する事で投資効率があがります。

ソーラーデポではそのような声に答え、各メンテナンスをスポット(単発)で手配する事が可能となる新たなメンテナンスサービスを構築しました。 それにより従来の定額でのメンテナンスサービスに比べ、必要な時にだけ依頼する事でトータル(20年間)では大きな費用の削減効果を得ることが可能です。 詳細については、お問い合わせを頂くか、ウェブサイト(直近で公開予定)をご覧ください。

現在、メンテナンスでお悩みのオーナーの皆様、是非とも一度ご連絡をください。 お待ちしております。

以上