コラム

太陽光発電用アルミ架台の選択ポイント

架台
2017年10月11日

架台は外観的にどれも同じように見えますが、実は全然違います。大事な財産を支える架台について、
選択ポイントはなんでしょうか?

1. 材質

合金(AL6005)材を使用するのは一般的ですが、AL6005について日本のと中国の違いは御存じでしょうか?
下記資料を御確認ください。

日本仕様の場合T6はT5より強いですが、中国仕様の場合はその逆です。
ソーラーデポの架台材料は中国仕様6005-T5を使用しており日本、中国を合わせても上位レベルの材料です。
同じように見えても材料の質は異なる為、最終的に強度が異なります。資料を見たり、営業に確認する等で
自分の使う架台の材質をしっかり確かめましょう。

2. アルマイト処理

陽極酸化皮膜(アルマイト処理)は、アルミ表面に酸化皮膜を作ることによって腐食を防止し錆びにくくする
表面処理方法です。勿論、膜厚は厚くすればするほど、腐食を防止する能力が高くなります。
時々、市場価格からかけ離れて安すぎる架台を目にしますが、このアルマイト処理が薄い可能性が高いです。
膜厚を薄くするだけで数%コストを削減できるからです。
このような架台は経年で表面白色になったり、粉末状なったりしますので、強度も次第に落ち長く使えません。
アルマイト処理の膜厚は市販の専用計測機械より測定できます。
ソーラーデポの架台の標準膜厚は12μmです。一般の架台膜厚は5~6μmなのでより長く使えます。

3. 主材断面

主材はレール、主軸、梁など荷重を受ける部材の総称です。これらの部材を大きくすれば荷重能力が向上しますが、
使用するアルミ材料も多くなるため合計金額が上がります。安すぎる架台の場合、価格を良く見せるために
主材を小さく、薄く作っています。この場合値段は安くなりますが、同じ荷重条件で主材が弱くなってしまいます。
太陽光業者でも毎回図面を見て部材の適度を 確認するのは難しく、個人で行う場合はさらに難易度が上がります。

4. まとめ

現在日本で使われている架台の大部分が中国製です。現地を見に行けない為、資料や営業の説明を信じるしか
ありませんが、残念ながら実物が説明通りになっていない事がございます。ソーラーデポは何度も現地に赴き、
各サプライヤーの質を確かめておりますので品質管理の手間を省けます。他社で購入する場合も必ず複数社から
見積もりを取り、安すぎるものは何か裏があると疑るのも自己防衛の手段です。架台は最低でも20年の間、
パネルを支える大事な部材です。価格だけで判断せず長い目で見てサプライヤーを選ぶ必要があります。