産業用蓄電池の種類・価格はどのようなものか?

蓄電池
2021年1月29日

こんにちは。太陽光システムのプロ集団ソーラーデポです。

太陽光の自家消費需要が高まっている中、同時に需要が高まっているのが産業用の蓄電池です。主な使用用途としては法人の災害・停電対策となります。

産業用蓄電池はメーカー、価格帯様々なものがあります。特に価格について言えば産業用蓄電池は住宅用と比べ非常に高額となります。太陽光システム一式と蓄電池システムが同じ価格という事もあります。

もちろんお施主様はそのような市場価格を知る由も無い為、自家消費システムの見積もりを頂く場合、【太陽光システム+蓄電池】というご要望も少なくありません。しかし産業用蓄電池の見積もりを提出すると想定よりもかなり高額な金額に驚かれて導入を断念するというケースが多くなっています。

蓄電池が高額になる理由の一つが、停電になった際に2日~3日の様にある程度長い期間、会社に必要な電力を全て蓄電池でカバーするご要望となるからです。お施主様の考えとしては会社を維持する為に必要な自然なお話ですが、ご要望を叶える為の必要な蓄電池容量は軽くMW(メガワット)クラスまで跳ね上がり、蓄電池単価を考えるとよほど予算が潤沢にある施主様でない限り導入には高いハードルとなります。

ではどのようにするかと言うと、停電時に必要な最低限の負荷を決めて、それらの負荷を希望の時間のみ動かす蓄電容量に変更する事です。そうすると容量が100kWh以下の蓄電池のご提案となり、金額も許容範囲に収まってくる事となります。

その場合よく使われるのがeneman製とニチコン製の蓄電池です。(他社でのご提案も可能となりました。)enemanは24kWh・32kWh、ニチコンは16kWh・32kWhという電池容量を用意しています。さらなる容量をご要望の場合は、蓄電池を増設して対応する事となります。

価格に関してはこれらのメーカーではお施主様購入価格が40万円/kWh~にはなるでしょう。施工費用を除いた部材のみで1,000万円/件~は必要となります。もちろん現地での施工環境や仕様で価格は変動するので個々の案件で見積もりを取得する必要があります。

蓄電池は太陽光システムのみの場合と違って、施工や使用方法など格段に複雑になってきます。必ず蓄電池の取り扱いに慣れた業者から購入する必要があります。ソーラーデポは産業用蓄電池の納入・設置実績がございますのでご興味がある場合は下記までお問い合わせください。

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