こんにちは。太陽光システムのプロ集団ソーラーデポです。
太陽光パネルの故障は避けられない
FIT売電制度が開始してから約10年が経ちました。
太陽光パネルは通常、25年間の出力保証が付いているとは言え、一定数は故障が起こります。また自然災害や外部からのダメージによる故障もあります。
太陽光パネルは数珠の様につながって一つのセットとなっています。たった一枚の故障でも放置すればその他周辺パネルの出力低下を招きます。従って1枚の故障は複数枚への悪影響を意味します。そのため故障したパネルは速やかに交換する必要があります。
予想していなかった代替品問題
現在、太陽光業界で少しずつ顕在化している問題が代替品が手に入らない問題です。
なぜ手に入らないか?
太陽光パネルは毎年の様にアップグレードが行われており、そのためどんどん高出力のパネルが登場しています。
新しいパネルは一般的にパネルの寸法自体もサイズアップします。
パネルの高出力化自体は良い事なのですが、同時に昔生産していたパネルの生産設備は無くなっていきます。
そのため、数年前の太陽光パネルが故障し、代替品が必要になってもメーカーが同サイズのパネルを準備できない事態が起こっています。特に5年以上昔のパネルは手に入らない傾向があります。
住宅用、産業用のどちらも太陽光パネルは基本的にピッタリに並べて配置します。従ってサイズの違うパネルでは交換ができません。交換ができなければ上述の様に周りのパネルを巻き込んだ出力低下が発生します。
旧サイズパネルの生産設備を確保
弊社ソーラーデポでは、お客様から旧サイズパネルのご希望を頂くことが増えてきたため、下記サイズのパネルについて再生産の準備を整えました。
1640mm×992mm×35mm (280W)
1650mm×992mm×35mm (280W)
1580mm×808mm×35mm (205W)
生産設備が無くなっている事は事実であり、弊社でも5年、10年単位では生産が難しくなる事が予想されますので、上記サイズの旧サイズパネルが必要な場合はお早めにお問い合わせください。