2019年4月以降、大手電力会社が続々と固定価格買取制度(FIT)終了後の買取価格を発表。 定額や電力の預かり等、従来とは異なるプランも提示。
4月に入り、大手電力会社が続々とFIT終了後の太陽光電力の買取価格を発表しました。 従来、国として再生可能エネルギーの導入促進に繋げる為、プレミアム価格での買取価格を設定していましたが、本買取価格には再生可能エネルギー導入に向けての費用が上乗せされていました。本費用は電力会社が負担する事で、再生可能エネルギー導入に多大なる貢献をしてきましたが、実はその費用は賦課金として我々消費者が負担しており、電力料金へ賦課金として請求されていました。
ただ今後は新電力会社への乗り換えや、それに伴い大手電力会社も新たなプランを発表し、従来の消費者負担が軽減するよう進んでいくことが期待されています。
今回のコラムでは、それぞれ各社のプランについてご説明したいと思います。
【各大手電力会社の卒FITプラン一覧】
5月17日までに中部、関西、北陸、中国、四国電力の各5社はFITの売電期間を終える住宅用太陽光発電の余剰電力に対する買取単価を発表しており、下記の表の通り1kWhあたり7~8円とほぼ横並びの価格設定をしています。
併せて、多種多様なプランを各電力会社は用意しており、例えば
【電力小売り契約と同時契約の場合1円プラス】
【時間帯別料金プラン活用のオーナー限定プラン】
【過去の余剰電力量に応じて、買取価格を一律設定】
【余剰電力として発生した電気分を預かり、その分の料金割引プラン】
等が設定されています。
【新電力会社の卒FITプラン一覧】
新電力会社では下記プランが用意されています。
新電力会社大手電力会社に比べ高い金額を設定している会社が多くなっていますが、地域限定である事が多い事やその他の制約等に合致するのであれば、検討するに値すると考えられます。
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以上