(太陽光パネル破損故障)40mmフレームを35mmフレームで交換する方法

メンテナンス
2020年2月7日

こんにちは。ソーラーデポです。

「数年前に稼働した発電所のパネルが破損、故障して交換が必要。」

「でも以前のサイズのパネルはもう生産されていない。」

こういう悩みが御座いませんか。

今回はこのような悩みを解決する方法についてお話しします。

数年前の40mmフレームパネルは入手困難

太陽光パネルのフレームは40mmと35mmのものがあります。FIT開始の2012年から数年間は40mmが主要でしたが、その後の新しいものは各メーカー35mmになっています(60 Cellパネルのみ)。

そこで困るのが40mmフレームパネルの付いている発電所で不具合等が発生して代替品が必要になった場合です。今メーカー保証を使って代替品を請求しても昔のパネルは廃盤になっており新しいタイプのパネルになる事があります。

そうなった場合フレームの厚みが違う事により代替品が架台に設置が出来ない事があります(あくまで抑え金具を使用したパネル設置の場合)。

解決策はフレーム厚のGAPを埋めるスペーサー

そんな問題を解決できる方法がスペーサーです。簡単な仕組みで35mmパネルに5mm分のスペーサーを取り付け、その取り付け部分に抑え金具を設置する事により40mmパネル用の架台にも設置できるようにします。

見かけはこういうものです。大体抑え金具は4点止めですので4個で1枚分です。

スペーサーの裏には強力な両面テープを貼ります。これで設置後にパネルがずれるのを防ぎます。

押さえ金具が来る位置にスペーサーを設置します。

完成はこうなります。これは上部ですが、下部にも設置して

パネル1枚につき4枚のスペーサーを付けます。

弊社独自製品です。お問い合わせください。

これで40mmフレームのパネルの交換も35mmフレームのパネルで行えます。ソーラーデポでは弊社にて製造したこのスペーサーの販売しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

また最近はパネルサイズが大きくなっており、逆にパネル長手側面が1640mmや1650mmのパネルが少なくなっています。これらの比較的小さなサイズのパネルの供給も行っていますので是非お問い合わせください。