自家消費型太陽光発電のPPAの電力単価

自家消費
2021年1月22日

こんにちは。太陽光システムのプロ集団ソーラーデポです。

昨今、再生可能エネルギーに注目が集まっている中でよく聞くようになったのがPPAスキームです。多くの太陽光業者が自家消費システムをPPAスキームによって導入する販売方法を始めています。

PPAスキームについて説明すると企業・法人等の電力消費者が初期費用ゼロで太陽光システムを設置し、そこから得られる再エネ電力を購入できる仕組みです。※詳しくは下記コラムをご参照

PPAスキームとは

PPAスキームを始めると、導入の翌月から日中に使用する電力は太陽光発電システムにて発電された電気でカバーされます。PPA契約時にこの電気代をあらかじめ設定する事になりますが、この電気代は既存の従量料金より高くなる事も、安くなる事もあります。

何故かと言うと、PPAの電力単価は大雑把に言うと対象の太陽光発電システムを設置するのに掛かった費用合計を、PPAの契約期間と予想電力使用量(+その他金利等)で割り算して決めます。基本は通常のローンと同じ考えで発電所の金額が高ければ電力単価も高くなります。

従ってPPAスキーム下での電力単価を既存の電力単価より安くするためには設備金額を下げるか、契約期間を長くするかの2つとなります。

導入する企業様はPPAの電力単価だけを見るのではなく、設備の合計金額をしっかり確認して、それが市場の金額と比べて割安かを確認する必要があります。電力単価はローンで言う毎月の支払金額と同じく、ある期間で割った月賦金額になっているので、設備が割安なのかが判断しにくくなります。

また契約期間を延ばして単価を安くする方法もあります。ただ一概には言えませんが契約期間を長くすれば設備を無償譲渡されるまでの期間が長くなる事や、拠点の引越し等も出来ないのでリスクがあります。まずは設備金額を下げる事を意識した方が良いでしょう。

PPAスキームを考えている企業様は先ず、設備金額を見て市場の設置価格と比べて割高ではないかを確認し、なるべく現在の従量料金と同じ、若しくは安くなるように検討する事が必要となります。

ソーラーデポは太陽光部材のメーカー&卸売り会社のため自家消費システムの価格を抑える事ができます。ご興味がある場合はお気軽にご相談ください。

ソーラーデポへのお問い合わせはこちら

ソーラーデポの自家消費・PPAの詳細はこちら