太陽光パネルを設置するためには、パネルを載せるための架台が必要となります。
架台の設置工法は「アンカー架台」と「アンカーレス架台」の2種類。
近年は、アンカーレス架台を選ぶ方が増えてきています。
そこで今回は、太陽光パネルの設置にアンカーレス架台が選ばれている理由を解説しましょう。
太陽光発電の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
アンカー架台とアンカーレス架台どっちを選ぶ?
アンカー架台とは、屋根に穴を開けてアンカーを打ち込むことで、架台を設置する工法です。
一方でアンカーレス架台は、重りや接着にて架台を設置する工法です。
かつてはアンカー架台が主流でしたが、近年では設置技術の向上により、アンカーレス架台を選ぶ方も増えてきています。
これから太陽光発電を導入する場合には、アンカーレス架台をおすすめされることの方が多くなるでしょう。
アンカーレス架台が選ばれる理由
アンカーレス架台が選ばれるようになってきているのは、アンカー架台よりもメリットが多いため。ここでは、アンカーレス架台が選ばれる理由を3つ紹介します。
屋根・建物への負荷が少ない
アンカー架台の場合、屋根に穴を開けた上、アンカーを打ち込んで設置する必要があります。そのため、屋根へのダメージが大きかったのです。
アンカー架台で太陽光パネルを設置したときに考えられるリスクとして、常に「雨漏り」の存在が挙げられるほど。
雨漏りを防ぐために防水加工を施すのですが、それでも老朽化すると雨漏りしてしまうことも多々ありました。
一方でアンカーレス架台なら、屋根に置く工法のため雨漏りの心配がありません。
また、アンカー架台が平米あたり約50kgの重さだったのに対し、アンカーレス架台では50kg以下の重さに抑えられているものがあります。
重さが軽くなったことにより、建物全体への負荷も防ぐことができるでしょう。
工期を短縮できる
アンカーレス架台にすることで、工期を大幅に短縮できます。
というのも、アンカー架台より部品数が少ないため。
メーカーによりますが従来に比べ半分以下ほどまで少なくなっています。またアンカー打ち作業を省略できる事もメリットの一つです。
これにより、アンカー架台に比べて工期を半分以上に短縮できます。
工期が短くなったため、太陽光発電の導入コストを下げる事ができます。
設置コストが安い
工期が短縮できるということは、その分の人件費もかからないということ。
つまり、設置コストが大幅に安くなります。
また、アンカーレス架台の場合は足場を組まない、もしくは簡素な足場のみをつくる傾向にあるため、足場にかかるコストも削減できます。
初期費用を抑えられるということは、太陽光発電による資金の回収を早期に行えるでしょう。
自治体導入多数!アンカーレス架台「Up-Base」の特長
弊社では、アンカーレス架台「Up-Base」を販売しております。
Up-Baseは、陸屋根の工場や社屋、商業施設など幅広い場所に設置可能です。
ここでは、他社のアンカーレス架台に比べて、どのような特長があるのか紹介します。
軽量設計で建物への負荷を極限まで削減
Up-Baseは、軽量設計にこだわってつくりました。
建物への負荷は、平均して35kg/m2以下。
徹底した軽量化により、屋根に負担を与えない設計となっています。
ダメージによって屋根が老朽化する心配も、雨漏りの心配もありません。
強風耐性が抜群
アンカーレス架台への懸念点として、「強風への耐性」が挙げられていました。
たしかに、アンカーを打ち込まずに設置するため、商品によっては強風に弱いものもあるのが事実です。
アンカーレス架台によっては、風が強くて設置できない地域もあるでしょう。
そこで弊社では、強風耐性を一つの課題として取り上げ、開発をしました。
その結果、基準風速38m/s、最大瞬間風速60m/s以下であれば、設置可能です。
この風速基準は、日本の大部分の地域で問題なく設置できます。
多種多様なパネルを選べる
架台によっては、対象のパネルが少ないこともあります。
しかしUp-Baseなら、多種多様な太陽光パネルを選ぶことができます。
許容サイズ内なら、どのメーカーでも使用可能。
自社の要望に沿ったパネルを選んでいただけるでしょう。
低コストだから導入しやすい
Up-Baseは、シンプルな構造により低コストを実現させました。
太陽光発電の導入には、一定の初期費用が必要です。
そのコストによって、「太陽光を導入したいけど、初期費用が高いから…」と悩んでいた企業様も多いのではないでしょうか。
Up-Baseのアンカーレス架台を起用すると、初期費用を大幅に削減できます。
詳しい費用が気になる方は、お見積もりさせていただきますのでお問い合わせください。
メンテナンスが簡単
太陽光発電は、導入してそれで終わりではありません。
長期的に数十年間使用するのが前提となるため、定期的なメンテナンスが必要となります。
メンテナンスに手間がかかる架台だと、それだけでさらなるコストや労力が必要です。
そこでUp-Baseでは、メンテナンスの簡単さにも重きを置いて開発しました。
パネルの固定はラックレスとなっており、特定のパネルだけを取り外すことが可能です。
そのため、簡単なメンテナンスであれば個人でも作業することができるでしょう。
太陽光パネルを設置するならアンカーレス架台がおすすめ
太陽光パネルの架台設置工法には、「アンカー架台」と「アンカーレス架台」の2種類がありますが、現代で主流になってきているのはアンカーレス架台です。
これから太陽光発電を導入する方には、メリットの多いアンカーレス架台をおすすめします。
また、弊社で開発したアンカーレス架台「Up-Base」は、さらなる低コスト化を実現させました。
メンテナンスが簡単で、多種多様なパネルを選べることからも、自由度の幅広さが特長と言えるでしょう。
Up-Baseについての詳細をご希望の方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。