自家消費型太陽光システムのデメリット?設置に向かない施設

自家消費
2020年5月13日

本コラムでは自家消費型太陽光システムの設置に向かない施設についてお話しします。まずその話をするには太陽光システムの特徴をおさらいする必要があります。

1.太陽光だより

太陽光システムは当たり前ですが太陽が出ている間しか発電しません。従って電気を貯めて使用時間をずらさない限り、消費するタイミングと発電のタイミングが合わずに発電した電気が捨てられることになります。

蓄電池はまだまだ高く投資効果は低いため、蓄電池無しのシステムが主流です。その前提だと発電のタイミングに稼働していない施設は自家消費に向きません。

どの様な業態の施設が向かないかと言うと、夜間に稼働している、土日が休みであるところとなります。

2.逆潮流防止のための制御

自家消費システムでは太陽光発電が消費電力を上回った場合、その余りの電力が系統に逆潮流しないように防止策をとる必要があります。その防止策は大別すると2つあり、1つ目はRPRの設置と2つ目はパワコン制御となります。

RPRとは発電した電力が系統に流れようとする時にパワコンを停止してしまう装置です。パワコンの停止という力業ですので逆潮流の心配はなくなりますが、何度もPRP作動とパワコン停止するために関連機器の故障が懸念されます。

パワコンの制御とは、消費電力に合わせてパワコンを制御し発電が消費を上回らないように意図的に押さえつける事です。これが成功すればRPRを作動させずに逆潮流を防止できます。しかし探知から制御までのタイムラグが各社機器で異なり、タイムリーに制御が行われずに結局RPRが動いてしまうという事も少なくないです。

上記を考慮すると電力の上下が多く、またそれが短時間で起こる様な施設はRPRの作動や、またパワコン制御の遅れによるRPR作動が起こってしまうため自家消費にはあまり向いていません。

3.まとめ

上記をまとめると下記の様な施設は自家消費システムの設置には向いていないと言えます。また逆に言えば下記がない施設は自家消費システムを最大限活用ができるところです。

(1)夜間に稼働している

(2)土日休みである(稼働していない休日がある)

(3)電力消費の上下が多く、またそれが短時間で起こる

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